6日目はちょっと郊外まで足を延ばしてフォンテーヌブロー宮殿へ行きました。パリ
リヨン駅から京阪電車の特急の2階建て車両みたいな電車に4,50分乗って駅で下車してそこからバスで10分くらいでフォンテーヌブロー宮殿に着きます。妻はベルサイユ宮殿よりもフォンテーヌブロー宮殿の方が好きだと言っていました。フォンテーヌブロー宮殿は派手さはありませんが数百年の歴史が積み重なってできた宮殿で重厚感を感じました。
ナポレオンの寝室
実質この日が旅行の最終日でしたがこの近所にある妻の好きな画家であるバルビゾン派と呼ばれる晩鐘や落穂拾いで有名なミレーが住んでいたバルビゾンには時間が無くて行けませんでした。
翌朝はサンジェルマンデプレのホテルをチェックアウトしてシャルルドゴール空港へ向かいました。
サンジェルマンデプレ
空港で奇跡が起きました。妻が通っているフランス語教室の友達のA美さんに偶然出会いました。旅行に来ていたそうで帰りたまたま同じ便に乗り合わせになりました。
海外で友達に会うなんて滅多にありませんからお互いに驚いていました。パリ市内だけでもまだまだ行きたいところがいっぱいあり郊外まで含めると行こうと思うと時間がいくらあっても足りません。「もうしばらく来れんけど定年退職して時間ができたらまた行きたいなあ」と話をし楽しみにしていて今ようやくその時が来たというのに一緒に行くことができません。せめてもの償いにテレビでフランスの旅行番組があると写真の中の妻に見せてやっています。最近、NHKのBSで辻仁成のパリ生活を紹介する番組を季節ごとにやっているのですが妻はそれを見るのが大好きでした。この番組を見ると本当にまた行きたくなってしまいます。