MAAMItan’s blog

2022年9月以降8月に永眠した妻の遺稿をアップロードし、その後は妻がこの世に生きた証を残したい思いで引き継いでいます。

百箇日

12月1日は妻の百箇日法要の日です。平日なので前倒しで先週土曜日に西光寺さんに来てもらいお経を上げてもらいました。もう3カ月が過ぎましたが寂しさは紛れません。

仕事へ行けば少しは気が紛れるかと思い今月から仕事に行き始めましたが今は特に忙しくはないこともあって気が紛れるには至っていません。デスクワークなのですがやることが無い時には妻がよく言っていたセリフ、あんなこと言ってたなあと思い出して過ごしています。ただ生活にメリハリができて通勤に1時間近くかかるので運動不足の解消にはなっていそうです。でも会って話がしたいのにもう二度とそれができない、叶わない、なんでこんなに早く別れが来たのか。結婚した頃には友達へ出したメールに「老後を一緒に過ごす相手ができました」と書いていたのに、僕もそのつもりだったのに、もっといろいろやりたいこともあったのにと思うと後悔の念しかありません。お母さんが69歳で永眠されたときにもあまりに早いと思ったのにそれより14年も早いとは。去年の今頃はこんなことになるなんて全く思わなかった。本人もそう思っていたに違いありません。

 

巡礼のつもりで一昨日の日曜日には妻との思い出の地の一つでもある奈良の長谷寺に行きました。今までに2回、妻と一緒にきたことがありました。そのうちの一回が2010年11月23日、これがその時の写真です。

この写真を葬儀の遺影に使いました。

12年前に写真を撮った場所と同じところで写真を撮りました。

水塔婆に戒名を書いて納めてきました。

何気ない普通の平穏な暮らしの中に幸せがありました。それを失ってから大切なものだったことに気付きます。当たり前は幸せなことだったんだと今つくずく思います。

8月以降にもいろんなことがあったのですがそのことを妻に話がしたい、それが今一番の望みです。