最近になって録画していた10/1にNHK BSで放送された「恋しいパリ」という番組を見ました。タイトルからして妻は必ず見たがった番組です。パリ市内のあちらこちらを紹介している番組でしたがその中で先月新婚旅行で行った先として写真を張り付けたモンマルトルの丘に向かう坂道が紹介されていました。
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妻 写真左上のLE CONSULATと書かれた白い建物がそのままです。
これを見た瞬間妻は「ここやん、ここ、行ったとこやん」と必ず言ったと思います。
それを聞いた僕が「そうやなあ、また行きたいなあ」と言って二人でテレビを見ながら盛り上がりたかったです。
先日二階のロフトの荷物の整理をしていたら10年前のゴミが出てきました。ビーチボールや浮袋など海水浴用品の入っていた袋から消費期限平成24年8月15日、製造石川県加賀市****と記載のあるぼた餅の入れ物と割り箸が出てきました。それを見てその年の夏休みに福井、石川方面に旅行に行ったことを思い出しました。その時妻は全身性強皮症と診断されていて体の痛みを何とか軽くしようと試行錯誤をしていました。その旅行の中で妻の希望で海水浴をしました。海水に浸かることによって楽になるかもと思ったのだと思います。そのときに二人で食べたものです。
ただのごみですがただのごみでさえ今では思い出の品になってしまいます。それを見ることで当時のいろんなことを思い出します。