MAAMItan’s blog

2022年9月以降8月に永眠した妻の遺稿をアップロードし、その後は妻がこの世に生きた証を残したい思いで引き継いでいます。

人生の終わりの景色

2020/8/6記

 

病気から手足の動きが悪くなり、その体調から健康な人のような動きができなく仕事を辞めました。職場を退職したのは、51歳の3月末日です。

職場で働くことはできず、現状が悪くならないように療養するのみの生活で、家事もやっていません。結婚したのは41歳、発病したのは45歳くらいのころです。

発病の頃から少しずつ進み家事もすこしずつできなくなり、旦那さんは仕事もする傍ら家事を全部やってくれています。子供はいません。

家では、リビングでソファにもたれ掛かりながら、テレビを見ているくらいですが、体調からかよく眠ってしまっています。

すぐに命に係わるほどのものではありませんが疲れやすく、健康な時ほどの元気はありません。

移動は、家の中を歩ける程度で家事をすると体に無理がくるようでどこかが痛かったり腫れたりとすぐになにか結果が出てくるので極力しないようにしています。外出は車で連れて行ってもらい、その場所を少し歩けるくらいなので自ら出かけることは、ありません。もっぱら通院くらいです。

                                                                                                        

この年齢で動くことができなくなり、やりたいことができなくなるとは思いませんでした。

今まで生活ががらりと変わり、見ている景色ががらりと変わってしまいました。

旅行行くなど動き回ることは、無いんだと思うと寂しいですが、現実なんだと噛みしめています。

これから始まるのが、人生の終わりの景色なんです