MAAMItan’s blog

2022年9月以降8月に永眠した妻の遺稿をアップロードし、その後は妻がこの世に生きた証を残したい思いで引き継いでいます。

初盆と一周忌

昨日、11日は妻の初盆と一周忌法要を執り行いました。

思えば去年の今頃12日は退院する予定でしたが妻が中心静脈栄養をやっていくにあたって金曜日から初めてもし何かトラブルがあったとき、翌日土日で病院が休みになるので対応してもらえないということを心配して16日に決めた、そんな頃でした。

昨日は妻の弟二人と家族、妻の叔母のご主人の5人にきてもらい、妻の実家が檀家のお寺さんに来てもらいました。妻は薔薇が好きだったことを伝えていましたのできれいな薔薇の花束をいただきました。ありがとうございました。

ここ半年ほど妻のことを話題にして話をする機会がありませんでした。母はいませんし父は去年来、耳が遠くなり話相手にはもはやなりませんし、弟たちも盆と正月、法事のときにしか妻と会ってないのであまりよく知っていませんし。僕と妻の共通の知人として妻の絵の先生がおられますが未だに妻が亡くなったことは伝えていません。先生は妻とは25年近い付き合いで僕も結婚前に先生を紹介してもらったので17年前からのお付き合いになります。先生に伝えたら嘆き悲しまれるに違いないのでとても伝える気にはなれません。そんな訳で僕の心の中には妻のことを誰かと話したいという気持ちがどんどん溜まっていくのでした。

昨日ようやく次男の家族と妻のことを話ことができました。人間は二度死ぬといいます。一度目は肉体が滅んだ時、二度目は忘れ去られて人々の記憶から消えた時です。この先も妻のことを知っている人と妻のことで話がしたいと思っています。それが妻の魂が生き続けることになるからです。