MAAMItan’s blog

2022年9月以降8月に永眠した妻の遺稿をアップロードし、その後は妻がこの世に生きた証を残したい思いで引き継いでいます。

妻と出かけたときの思い出

2014年6月29日、日曜日、この日は下鴨神社に行きました。神社に行くだけが目的で京都に来たのか、他にも目的があったのかは覚えていません。妻の手帳を見たら書いてあるかもしれません。

この年、下鴨神社は翌年の4月に21年に一回行われる式年遷宮に向けて募金を募っていました。下の写真にあるようにお白石持参神事といって初穂料を納めて肉屋のコロッケぐらいの大きさの石を白手ぬぐいに包んでから水で清め、本殿横に置いてある樽に納めます。

最後に下鴨神社の特製の手ぬぐいをいただけます。二人それぞれ納めたので2枚いただきました。そのうちの一枚は今、家で日常使い続けています。もう一枚は記念にとってあります。普段使ってある手ぬぐいを見るとこのときのことを思い出します。

それと下鴨神社は御手洗(みたらし)という神事につかう水辺が設けてあるのですが

それが御手洗団子の語源になっているというのを妻はテレビで知りまして、神社のそばにあるみたらし茶屋というお菓子屋さんで御手洗団子を食べたいと言っていました。それを知ったのはこの時行った後だったと思いますが、その後もとうとう御手洗団子を食べに行く機会がありませんでした。

前に書いた今宮神社の炙り餅もそうですが、妻の楽しみをかなえてあげられなかったのは心残りです。