MAAMItan’s blog

2022年9月以降8月に永眠した妻の遺稿をアップロードし、その後は妻がこの世に生きた証を残したい思いで引き継いでいます。

大晦日に想うこと

妻、真由美と会えなくなって1年4ヶ月が過ぎ、まもなく妻のいない二度目の正月を迎えます。去年の今頃に比べると悲嘆の深さは浅くなったと思いますがそれでも妻のいた頃の心の中が薄日のさした晴れだとすると今はまだ雲のままです。

低空飛行で飛び続けてとりあえず墜落することはない、浮上するきっかけ掴めていない、そんな感じです。前からそんなに笑ったりすることはありませんでしたが以前よりも笑うことは少なくなった気がします。

僕は妻は自分でもこんなに早く天国に行くとは思ってなかったと思います。8月22日月曜日朝に救急車で病院に行きましたがその前の晩の夜11時半頃に世話になっていたケアマネさんに「明日来といてもらえるとうれしいです😃🤚」というメールのタイトルを入力したのですから。本文まで入力できるほどの元気は残っていなかったのに。

なんかねえ、まだまだやりたかったこと、やり残した事があったんじゃないのかと思います。結局感染症による敗血症、多臓器不全になって24日朝4時半に天に召されてしまいました。

まもなく妻のいない2回目の正月を迎えますが去年もそうでしたが正月がおめでたいと思える気持ちにはなれなくなった自分がいます。ただ惰性で過ごしているだけです。

こんな自分でも最近思うことがあります。それは楽しみを先に持ち越さないということです。僕は今はどこにも体に悪い所はなく歩くのも早歩きを心がけており運動も普通にできますがそういう状態でなければできないことは早めにやっておこうと思っています。いつまで健康で自由が利く体でいられるのか、先のことはどうなるかわかりませんから。

美味しい物は取っておいて後に食べるのではなく先に食べてしまう、その為にはお金も使っていこうと思っています。今のままでは残していても意味がありませんので。

本当に妻のいない日々の生活は味気ないものです。