この前の日曜日から急に寒くなりました。
それまでは浴室暖房をいれてシャワーだけで済ませてました。
ひとり暮しで毎日湯船にお湯を張るのがもったいないと思うのと今、琵琶湖が水不足状態なのであまり水道水を使わないようにした方が環境にも優しいと思ったからです。
でも最近の寒さにさすがに湯船が恋しくなり日曜日から湯船にお湯を張って入浴するようになりました。
湯船に浸かっていると妻がいた時のことが思い出されました。 うちはいつも一緒にお風呂に入っていました。
夕食後、九時半くらいから先に妻が入り妻が湯船で暖ったまった後、妻に呼ばれて僕が入って行きました。
妻が頭と体を洗っている間は僕は湯船に浸かっていましたが浸かっている時間が長くなると暑くなってきて浴槽のへりに座っていました。
そうしているとそんなに大きな風呂場でもないので浴槽の縁に座っていると妻のすぐ横にいる状態なのでシャンプーやソープの泡が飛んできたりしたものです。
そんな夫婦一緒のバスタイムもだんだんと妻の足の筋力が衰えてきて湯船から立ち上がることができなくなったので入浴は諦めシャワーだけを浴びるようになりました。
それも夜に入るのではなく午前中に訪問看護師さんが来る前にひとりでシャワーを浴びるようになりました。
そうなる前、いつも一緒にお風呂に入っていたからスキンシップができたのも夫婦仲良くやってこられたひとつの要素だったと思います。
そういった何気ない生活のひとコマさえ幸せなことだったのだと侘しい日々を送る今の生活と比較するとつくずく感じます。