MAAMItan’s blog

2022年9月以降8月に永眠した妻の遺稿をアップロードし、その後は妻がこの世に生きた証を残したい思いで引き継いでいます。

年度末

僕は今、派遣社員として働いています。

妻の世話に全力を使うつもりで一昨年7月に当時派遣で働いていた職場に8月いっぱいで退職すること伝えましたが8月24日に妻は永眠しました。

 

9月は諸手続きに追われ、それが一段落した10月、心にぽっかり穴が空き、言いしれない寂しさに襲われこのまま家に籠もっているとどん底に落ち込んでしまうと思いました。

 

この絶望的な気持ちから抜け出すには外へ出て働くしかないと思い、インディードで仕事を探し今の仕事を見つけて派遣会社に登録し11月より働き始めました。

それから1年5ヶ月目になります。

 

仕事は公共関連で4月に始まり3月に終わる仕事です。

この仕事には忙しい時期に波がありまして年に3度忙しい時期があり、その中で最も忙しいのが年度末の今です。

そんな訳で最近は休みが待ち遠しく金曜日のこの時間は言いしれない開放感に浸れます。

派遣契約は4月から半年更新で9月までは契約済です。

 

元は悲しみをカモフラージュし、寂しさから逃れる為に始めた仕事ですが精神的ストレスは無いし時給も前の仕事より500円高くなったので簡単に辞めてしまうのがもったいなく思えてきてあと3年働く気でいます。

去年長かった住宅ローンが終わったので懐具合が20代以来の暖かさになったから妻と美味しい物食べに行ってたりお金は妻と楽しむ為に使いたかったのにもう妻はいない、ひとりでいたら使い道もありません。

 

妻は僕と結婚することを決めた時、友達に「一緒に老後を過ごす相手ができました」とメールをしていました。

ほんとだったら今、正に明るい老後への入口に差し掛かる時だったのに。

なんかなぁ、なんで病気になったんやろな、そんなこと、思ってしまいます。